沈黙のwebマーケティング-拡散される記事・SNS運用方法が学べる
「LPを上位表示させたいけど、どうしたら良いかわからない」
「コンテンツの質は高いが、競合が多いキーワードなので、上位表示できない」
のような悩みを抱えている人に、沈黙のwebマーケティングはおすすめです。
この記事では沈黙のwebマーケーティングの本を読むことで学べることを簡単に要約・解説します。
早速、結論を述べると、 沈黙のwebマーケティングを読むと、SEOの外部施策として被リンクを集めてサイト全体を上位表示するための方法が学べます。
ホワイトハットSEOで自然に被リンクを集める方法論を解説・紹介している本はほとんどないので、とても参考になる本です。
webでも漫画は読めるのですが、twitterの詳しい運用方法、マーケーティング戦略のSWOT分析についての詳しい解説は本にしかありません。
もっと詳しく知りたい方は本を読むことをお勧めします。
それでは、沈黙のwebマーケーティングを読んだら学べる、被リンクを集めて上位表示するための具体的な方法を簡単に解説していきます。
上位表示される3つの方法
SEOで上位表示されるためには、簡単にいうと下記の3つが必要になります。
- ユーザニーズを満たす
- ニーズを満たすために、必要な専門性をもってコンテンツを作る
- さらに、競合が多い場合は、関連性の高い被リンクをもらう
上記の3つが上位されるためには必要です。
沈黙のwebマーケティングでは、3つめの被リンクの集め方を中心に紹介しています。
具体的には、
- コンテンツがシャアされるtwitterの運用方法
- シャアされるコンテンツの書き方
を紹介しています。
検索ユーザのユーザニーズを満たしコンテンツの質を高める方法は続編の沈黙のwebライティングで解説されてます。
関連記事
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- 「Google品質評価ガイドラインの解説」- SEOに必要な質のすべてが分かる
コンテンツがシャアされるtwitterの運用方法
基本的にはニーズを満たし、質が良いコンテンツを書くのがSEOの王道です。
ただし、LPのようなページの場合は、質の良いコンテンツを書くにも限界がありますし、LPで狙うようなキーワードは競合が多くなります。
競合が多いと質が高いコンテンツを皆がすでに書いているので、それ以外の部分である関連性の高い被リンクの数が大事になってきます。
ポジティブな紹介をされている被リンクの数が多いと、多くの人から評価されているので、評判が良く権威がある(皆が認めている)と判断されます。
そのため、質の良いコンテンツを書いても上位表示できない場合に被リンク獲得が必要となってきます。
そこで、沈黙のwebマーケティングでは、SNSであるtwitterを活用した被リンク獲得の方法を紹介しています。
twitterで記事が拡散されると多くの人の目に触れ、誰かが自然にブログなどで紹介する機会も増えます。
さらに、twitterを使っている人は、はてなブログも良く使っています。
はてなブログは、「はてなブックマーク」(通称、はてブ)が付き、注目が集まるとはてブからの良質な被リンクがもらえます。
そのため、活用するSNSはtwitterを1番おすすめしています。
twitterを使って多くの人にフォローしてもらい、拡散してもうための方法は、以下の3ステップになります。
- ユーザがTwitterを使う理由を把握し
- 使う理由(ニーズ)を満たし
- お返しとして、拡散を手伝ってもらう
それぞれ解説します。
ユーザがtwitterを使う理由を把握
そもそもtwitterを使っている人は、どうしてtwitterを使うのでしょうか?
全ての人に当てはまるわけではないですが、
自分の発信した内容(ツイート)を、RTなどを通して
- 多くの人の目に触れてもらいたい
- 自分の発信した内容(ツイート)に共感してもらいたい
とtwitterを使うユーザは思っています。
使う理由(ニーズ)を満たすコミニケーション
前提として、twitterユーザと良好な関係を築くためには、相手のニーズを満たすことが必要です。
そのため、まずはtwitterユーザが持っているニーズ
- 「自分のツイートを拡散してもらいたい」
- 「共感してもらいたい」
を満たしてあげます。
具体的には、フォローしたユーザーが発言したツイートに
「私も〇〇してみました。これいいですね」
「このブログ読みました。〇〇なこと知りませんでした。新しい発見です」
などのように、丁寧に一対一の絡み(コミニケーション)をしながら、 相手がシェアした記事や、ツイートに対してリアルクションをとります。
そうすることで、まずは彼ら(フォローした人)のニーズを満たす手伝いをします。
そこで、良好な関係性をつくります。
返報性の法則で拡散して貰える
このようにしっかりとユーザとの良好な関係性を築き、相手(フォローしているユーザ)のニーズを満たすと、相手は「お返しをしたい」と思ったり、「この人は良い人だ」と思ってくれます。
そうすると、あなたが発信するツイートも拡散(シェア)してくれるようになります。
これを返報性の法則といいます。返報性の法則は、相手に何かをしてもらうと、気まずくなり、お返しをしないと気がすまなくなる状態になることを指します。
返報性の法則が働くと、あなたの発信が拡散されます。 そうすると、自然と「はてブ」も集まり、良質な被リンクが増えていきます。
しかしながら、拡散してもらいたいコンテンツ(記事)が良いもの・シャアしたいと思うものでないともちろん拡散してくれません。
次は、シャアされるコンテンツの書き方を解説します。
シャアされるコンテンツの書き方
拡散、シャアされるコンテンツ(記事)はどのような内容でしょうか?
あなたは普段シャアするときは、どのようなことを思っていますか?
- 「この記事面白いなシェアしよう」
- 「この考え方な同意だな、シャアしよう」
- 「これ笑えるな、シェアしよう」
のように記事をシャアしている方はお多いのかなと思います。
このように、シャアされる記事というのは、人の心理的な欲求を刺激する内容になります。
また、自分と関連性が高いものほど興味を持ちやすくなります。
まとめると、拡散されるコンテンツには以下の2つが必要となります。
- 欲求を刺激する内容
- 自分との関連性が高い内容
それぞれ、簡単に解説していきます。
欲求を刺激
欲求を刺激する。と言っても様々な感情や欲求があります。
読み手がシャアする際の欲求は、マズローの法則で分類すると大まかに二つしかありません。それは、
- 自分は〇〇に所属しているから安心だという社会的欲求
- 所属している集団の中で評価・認めてもらいたいと思う承認欲求
になります。それぞれ解説します。
集団に所属したい欲求
集団に所属したい欲求というのは社会的欲求と言われています。
例えば、笑えるコンテンツをシェアすると、 「これ面白いねー」、「笑えるわ」などのようにあなたと仲の良い人が絡んでくれます。
そうすると、「自分はそのグループの中にいるんだ」とグループの人たちの会話を通して所属している安心感を得られます。
「笑える・面白い」記事などは、会話のきっかけを生みます。それが、結果的にグループに所属しているという安心感を誘発します。
そのため、「笑える・面白い」のように会話のきっかけとなる内容の記事を作ることで、 社会的欲求を満たし、シャアされるコンテンツを作ることができます。
集団の中で評価されたい欲求
集団に属している安心感を得ると、 次は集団の中で認められたい、評価をされたいと思い始めます。それが、承認欲求と呼ばれるものです。
例えば、自分の専門領域で役立つ記事をシャアしたり、それに対して意見を述べたりする行為がそれにあたります。
そうすると、
「色々な事を知っていてすごい」
「常に有益情報を知っていてすごい」
のように思われ(認められ)ます。
そのため、承認欲求を刺激するようなコンテンツは以下のような内容である必要があります。
- 役に立つ情報
- 自分の意見を誘発できるような内容
- 新しい見解を示す内容
社会的関心が高いトピックを活用
いくら社会的欲求、承認欲求を刺激する内容であっても、 まずは関心を持ってもらえないとそもそも読んでもらえません。
そこで、まず関心を持ってもらうために社会的関心を掴むためのポイントをお伝えします。
例えばドラえもん、のび太、などのような社会的にみんなが知っているものは自分との関連性を感じやすいです。
そのため、タイトルやトピックに使えば多くの人に自分事かしてもらい、一気に関心が高まります。
例えば、以下のものを比べると実際に実感できると思います。
- のび太くんでもわかるSEOの対策
- 簡単にわかるSEOの対策
どちらのほうが気になりましたか? のび太くんとあなたが知っているものの方が気になりましたよね。
このようにできるだけ対象となる読みてに関連性の高いトピックやタイトルを使うことが関心を寄せるためには必要です。
その他にも、衣食住のようなテーマも多くの人が日常的に触れているものも、 関連性を持ちやすくなっています。
まとめ - コンテンツ拡散のためのtwitter活用法・コンテンツ作成方法か学べる
沈黙のWebマーケティングを読むと
- SNS(twitter)で拡散されるためのtwitterの運用方法
- 拡散されるためのコンテンツの作成方法
を学べることの紹介。そして、その要約・解説をしました。
具体的なTwitterの運用方法や、マーケーティング戦略を立てる際のSWOT分析の詳細などは本の解説でしか読めないです。
詳細が気になった方は本を読んでみてください。
続編である「沈黙のwebライティングの解説まとめはこちら」
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