【要約】10倍売れるwebコピーライティングで何が学べるのか?

【要約】10倍売れるwebコピーライティングで何が学べるのか?

 今の時代全てのビジネスでインターネットの活用は必須になっています。そのなかで、Webページのコンバージョン率を上げるのは、メインでwebに携わる人のみならず、すべてのビジネスを行う人に欠かせないスキルだと思っています。

それにもかかわらず、具体的にどうやってLPを作成すべきか?を書いていて参考になる本は少ないと思います。

10倍売れるWebコピーライティングの本は、その数少ない本なのかなと個人的に思っています。この本はページ数も少なくわかりやすく書いてあるので、2時間もあれば読めてしまいます。ですが、読むだけでは物足りなく、実際に実践してみて、考えて、なんども読む返してやっと効果がある本だと思います。

前書きが長くなりましたが、この本では、どうれば売れるのか?それを実践するための型が学べます。それぞれわかりやすく簡単に紹介したいと思います。

どうすれば売れるか?の理論が大まかにわかる

WebページのLPで売れるようにするにはどうしたら良いのでしょうか。それは、LPにおいてもマーケティングの一般則である、ターゲットを絞ることが重要になります。

LPを訪れる人は、今すぐ買いたい人、もう少し検討したい人、ただ興味があっただけの人が来るかと思います。その中でも、今すぐ買いたい人にターゲットを、絞ってどういうLPにしていくか?を考えていくことが大前提になります。

なぜ、絞るのが大事なのか?というと、ターゲットを絞らないと、訴求が曖昧になり、誰にも響かなくなるからです。

例えば、LPを改善したい人をターゲットしておくよりは、個人で車のディーラーをやっていて、料金の見積もりサイトがあるが、どうたらもっと問い合わせがくるんだろうと悩んでいる人。のように絞ると、その人に響く訴求は簡単に思いつきますよね?だから、ターゲットを絞ることが大切なんです。そうすると本当に可能性の高い見込み客を取りこぼしなく、拾うことができます。

LPの枠組み・型がわかる

ターゲットを絞ることの重視性を理解でき、ターゲットを絞ったら次はその人のために、何をどう言えば、価値を感じてもらい、買ってもらえるのか?になります。ここで悩まれる方も多いと思いますが、本書ではいくつかの型が紹介されているのであまり悩まずに作ることができる方と思います。

具体的に下図のような型を紹介してます。 それぞれわかりやすく簡単に説明していきます。

LPの枠組み

キャッチコピーとは?何を書けば良いのか?

 キャッチコピーでは、ベネフィットを考え、その上でキャッチコピーを考えます。

ベネフィットとは、その商品を使った際に本当に得たいこと。あるいは、その商品を使った結果、どんな良いことが起きるのか?というその商品をそもそも使う目的、理由がベネフィットとなります。

例えば、lpのcvrを上げるための本であれば、ベネフィットとしては、

  • 社内で大きな評価を出し、昇進できる、給料が上がる。
  • 商品を2倍売れるようになる。

とかがあるかと思います。

ただし、ベネフィットをそのまま伝えると、商品を使って、効果を得られた、その後の世界観ですので、それだと響きません。

そこで、それらをキャッチコピーにします。例えば、

「LPに詳しくない私でも、CVRが上がり売上が2倍上がりました。」

このようにすると興味を持ちやすくなりますよね。この本では、どういうキャッチコピーに落とすと良いのか?など7つの型を紹介しているので参考になると思います。詳しくは本書に譲ります。

ボディコピーとは?何を書けば良いのか?

キャッチコピーで、見込み客に興味を持ってもらえる訴求ができました。ただ、見込み客のお客さんからしたら、それは本当なのか?そんな上手い話があるのか?と疑問を持つと思います。

そこの疑問を払拭するのがボディの役割です。具体的には、結果、実証、信頼、安心で疑問を払拭させます。 それぞれ簡単に説明します。

項目 説明・例
結果 商品、サービスを使ってどのような効果があるのかを伝える。例えば、限定性の訴求をすることで、CVRが2倍になりました!など
実証 結果で示した効果がなぜ商品、サービスを使うとあるのか?の根拠を提示します。ここでは、論理だてて説明するためのコツも紹介されてます。例えば、人は限定的なものがあると、損をしたくないため行動を移しやすくなるのです。だから効果がでます。のように
信頼 次に、実証の部分で出した根拠が本当なのか?と疑問に思うところを信頼できる人が言っているであったり、信頼できる情報源(例えば論文など)を基にしている。だから、根拠も信頼できると伝えます。根拠が信頼できるので、結果も信頼できるようということを提示します。例えば、ハーバード大学にて行われた限定性の研究についてはOOという結果が出ており、効果が実証されています。など
安心 最後に安心では、とはいえ誰も買ってなかったりすると不安になるので、多くのかたに使ってもらって満足されていますといったことを口コミや利用者数、販売数などを提示することで、安心してもらいます

このようにすることで、キャッチコピーの言っていたことが嘘ではない、信頼できる根拠もあり、他の人も使っているので安心だと思ってまらいます。

クロージングコピーとは?何を書けばよいのか?

ボディコピーで商品を使えば得たい結果を得られる、信頼できそうだとなります。ただ、それでも何かお得なものであったり、今買わないと損だと思ってまらえないと今すぐに行動は起こしてもらえません。また、それでも行動を起こすのが不安なかたには返金保証などをつけて安心してもらいます。

そこで、クロージングでは、例えば、1日30個限定や今なら30日間無料、などで今すぐ買う理由を作ります。

さらに、満足いただけなければ全額返金などとすることで、安心して買ってもらうことができるようになります。

このように買う理由を作り、保証することで安心してもらうのがクロージングのパートになります。

まとめ

LP作成においては、まずは響く訴求にするため、ターゲットを絞ります。その上で商品、サービスを使うとどういう良いことがあるのかを考え、キャッチコピーにし、興味を、引きます。次に、商品、サービスの効果とその理由(根拠)を明確にし、信頼できる情報源を基にしていることを伝えます。さらに、多くの人に使ってもらえているので安心できると思ってもらい、最後に今買わないと損、保証もするから安心であることを伝えます。

このようにすることで、売れるLPが作れるようになります。ただ、読んだだけでできるものではないので、10倍売れるWebコピーライティングを読んで実践し、なんども読み返してみてください。

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